生涯賃金

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生涯賃金を正しく把握し、きちんと人生設計を行いましょう。ただし、生涯賃金は多いに越したことはありませんが、それだけに目を奪われないようにしましょうね。「生涯賃金」と「幸福」は必ずしも比例しません。自分に合った生き方をして、幸せだったと思える人生にしたいものですね。

生涯賃金とは

生涯賃金は生涯給与とも言います。就職から退職までに貰う給与の総額を言います。つまり生涯で稼ぐことのできる賃金を指します。年収に働く年数をかけると大体の生涯賃金を求めることができます。月収が10万違うと、一生で約5千万円くらいの差になる計算になりますね。


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生涯賃金の平均

生涯賃金の平均は一概には言えませんが、厚生労働省が発表した平成18年の国民生活基礎調査の一世帯辺りの平均年収563万円から計算してみます。20歳から60歳まで40年間働いたとして、約2億3千万円が生涯賃金の平均ということになります。 もちろんこれは単なる目安であり、正確な平均を求めるのは困難です。

正社員とフリーターの生涯賃金を比較

サラリーマン、つまり正社員とフリーターを比較してみましょう。フリーターの生涯賃金は平均で約6千万円と言われています。正社員と比べると、実に4分の1になります。これも一概には言えませんが、数字上での平均を比較すると差は歴然としています。賃金に特化した場合、フリーターは効率が悪いと言われています。ただし効率が悪くとも、生涯賃金よりも自由を重視する人が増えているので、フリーターはこれからも増えると言われています。

生涯賃金を正しく理解する

将来設計のため、生涯賃金を正しく把握しておく必要があります。ただし、ある程度の余裕をみておくことが肝心です。例えば賞与は、必ず支払われると保障されたものではありません。個人的な意見ですが、ローンなどは可能な限り賞与払いを避け、月々の給与で支払う方が無難です。また今後の世の中ではリストラや減給なども大いに考えられるので、ギリギリの生活はせず、余裕を持った暮らしをすることをお勧めします。