サルエルパンツとは?
「サルエルパンツ」とは、元々はイスラムの民族服です。全体的にたっぷりとしたボリュームがあり、股上が非常に長いのが特徴。股の部分は、ひざ近くで繋がる形になります。ゆったりとして、足首をキュッと細く絞った形をしています。膝の上はダボダボですが、膝の下が引き締まっていてユニークなシルエットになっています。「サルエルパンツ」は1970年代の後半にパリコレクションで登場したのをきっかけに、人気が上昇。2000年過ぎてまた人気が再来しています。
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サルエルパンツの由来
「サルエルパンツ」という名前の由来は何なのでしょう。いくつか説がありますが、イスラムで股の部分がおしめのように繋がった下体衣を「サルール」と呼ぶことから、その名称がついたという説が一番有力です。
サルエルパンツの着こなし
サルエルパンツは、あまり太すぎると着こなしが難しくなります。シャツなどをボトムインしてウエスト部分が見えるような着こなしも面白いですね。上はジャケット等を羽織ると、全体的に締まって見えます。ざっくりとカジュアルに着こなすのがポイント。
サルエルパンツといえば「フラボア」
サルエルパンツといえば、代表的なブランドは「フラボア」ですね。「FRAPBOIS」と書いて「フラボア」と呼びます。フラボアはデザイナーの宇津木えりが2001年に立ち上げたファッションブランド。 「大人げない大人の服」をコンセプトにしたフラボアは、ダメージや洗いなどの加工を施した「リラックスウェア」を展開しているのが特徴です。ワンピースやスニーカーなどの靴、小物に至るまで、独特の風合いが人気のブランドです。